卒業式

投稿者: | 2025年3月14日

今日は卒業式でした。私が主に面倒をみてきた保育士コースの学生達を社会に送り出しました。学生にとっては人生の節目ですが、送り出す側は学生の成長を見て喜び、育てる側として踏ん張ってきた教員同志で語り合う1日です。

全国的に保育士を目指す若者が減少しています。現場からは、養成校卒の学生を採用する事が難しいと言われます。若者の人口減少にあって、様々な職域でその道で生きていこうと心ある若者を見つけて育てることが重要視される社会に変化しています。

今年は、保育士コースで資格取得した学生は、全員保育士として、今春から仕事をします。在学中は、現場に出ると何が課題なのか、いろいろと教えてきましたから、これからは自分のペースと言わず、求められる役割を担っていけるように歩んでいって欲しいです。

在学中、皆さんには、「大丈夫?」、と問いかけ続けてきたよね。これからは、自分に対して「大丈夫?」と自らに問いながら、保育者としてキャリアを積み上げていって欲しいと願っています。

大学の4年間は、多くの経験をして保育者としての覚悟を備えたと思います。時間をかけて学んだ分だけ、社会の求めに応じて対応する力と解決に向けた判断力は獲得していると思います。そこは、私達も想いを注いで育てましたので自信があります。

これからは、目の前にいる子どもや家庭と、そして自分自身に対して、真摯に向き合い続けていく努力を惜しまず生きていって欲しいです。

ご卒業おめでとうございます。